こんにちは、*min*です。
このブログ、「いいこと日記」や「ほめ日記」などの検索で来てくださっている方も増えてきました。
ありがとうございます。
昨日、手塚千砂子さんの「ほめ日記―子育てハッピートレーニング」を読んだので、その感想とまとめアウトプットを今日はしていこうかなと思います。
・・・この本、いいですよ~!
「ほめ日記~子育てハッピートレーニング~」はどんな人にオススメ?
- 育児に疲れている人
- 正直、子どもをかわいく思えない人
- 家事や育児、仕事などでイライラ・ストレスMAX気味な人
- 子どもについカッとなって暴言を言ったり叩いてしまって自己嫌悪に陥ってしまう人
- 「良いお母さんでいなきゃ」という意識が強い人
- 働いていたころは楽しくてイキイキしてたけど、家庭に入って落ち込んだりすることが増えた人
- 子どもをほめたいけど、上手くほめられない人
といった家事育児で悩む人はもちろん、
- ちょっと鬱っぽくなっている人
- 自分を責める癖がある人
- 自分のことが嫌いな人
- 涙が勝手に出てくることがある人
このような人にもオススメできる本です。
なぜなら、結局のところ、
「自分を愛せていない」「自分を受け入れられていない」「自分をほめていない」から心のゆとりがなくなって、上記のような状態に陥ったりするわけで。
子育て中だったり、子育て経験者に向けて書かれていたりしますが、独身でも子どもでも参考になる部分の多い本だと思いました。
「ほめ日記~子育てハッピートレーニング~」ってどんな内容?
ほめ日記を書く上で、具体例や実際ほめ日記を書かれている方々の変化、体験談もたくさんあります。
また、ほめ日記をつけていく事前準備としてのワークもありました。
ついつい口癖で言ってしまったり、思ってしまう「マイナスの表現」を「プラスの表現」に変えるワークです。
たとえば、私もよく言いがちだった「あ~、疲れた」という言葉。
つい言ってしまいますが、聞く方は確かにあんまりいい気持ちにならないかもしれませんよね。
「今日もいっぱい動いてよく頑張った!お疲れ様!私の体、今日もありがとう!」に言い直せば・・・
「のろま」→「ゆったりしている」
「せっかち」→「テキパキしている」
どんな物事も、見方によって良いようにも悪いようにも捉えられますよね。
以前、自分を責めるクセがひどかった自分がよく思っていた
「また上手くできなかった・・・」「また失敗した・・・」というところも、
「失敗は成功の元!こんなこともあるある。次は違う風にやってみよっと」
と明るく前向きな言葉がけを自分に投げかけてあげたら、きっとだんだん「自分責め」が少なくなるんじゃないでしょうか。
今まで自然に出てきていた言葉や思いグセは始めから全部気づけませんが、気づいたところからノートに書き留めておき、プラスの表現に直すだけで気持ちが楽になっていくそうです。
そのほか、自分を責めていることに気付き、それを受け入れて優しく言い直すワークなどもあります。
慣れていないうちはどんな風に言い換えていいものか難しく思うこともありますが、「こんな時はこんな言葉で言い換えてみよう」といった具体例があるので参考になりました。
すぐにほめ日記に入ってももちろん良いんですが、事前準備のワークをちらっとやっておくだけでも気持ちは随分楽になると思いますよ。
そして、本題のほめ日記に入っていきます。
ほめ日記の具体的な書き方
お好きなノートとペンを用意して、毎日自分をほめる言葉を書いていきます。
重たく考えず、箇条書き2,3個でOK。
慣れてくると自然と長い文章が書けるようになってきます。
まずは2週間続けることを目標にして書いていきましょう。
そして、手書きがおすすめです。
脳科学でも、パソコンやスマホで書いていくより、手書きの方が効果的だというのが実証されているとのことです。
自分の何をほめればいいのかということについては、過去記事で書いたこちらを参考にしてみてください。
この本にもたくさん具体例、参考例が載っているので、最初はそれを取り入れてもOKです。
今までもつわり期間中以外、ほめ日記をつけてきましたが、この本に書かれてあった「ほめ日記の約束10カ条」を読んで修正するところがあるなと気づきました。
たとえば、
「ほめ言葉が入らない単なる出来事の報告にならないようにする」
「まとめて書こうとしない」
という部分です。
そういえば、私のほめ日記って・・・ほめ言葉が抜けていたことに今さら気づきました^^;
「今日も朝早くから起きてお弁当を作れた」としか書いていませんでしたが、今日からはその後ろに「よく頑張ったね!エライ!」と付け加えていきたいと思います。
そして、最近まとめて翌日の朝に前日のことを思い出しながら書いてたので、それを改めて朝イチでも真昼間でも手が空いたら書くようにします。
ほめ日記の効果は?
「自分をほめる回路」を太くすることで得られるメリットを本書のP34から引用したいと思います。
・気持ちがラクになり、ゆとりができた
・心と体が軽くなり、ストレスがやわらいだ
・不安が減ってきた
・過去のネガティブな出来事から解放された
・ものごとをポジティブに考える回路ができてきた
・自分の存在価値が見えてきた
・嫌いだった自分の性格があまり表面に出てこなくなった
・自分を好きになってきた
・自身がついてきた
・困ったときに、「手伝ってほしい」と言えるようになった
・人の目を気にしすぎないようになった
・がまんしすぎて、爆発することが少なくなった
・自分の気持ちや意見を夫や周りの人に言えるようになった
・自分への尊重感が高まってきた
・セロトニン(脳内の快楽物質)の分泌が良くなった
・質のいい睡眠がとれるようになった
・免疫力が高くなった
●子どもに対する変化
・イライラが減ってきた
・子どもにキツイ言葉を言う回数が減ってきた
・子どもの話をゆっくり聞くゆとりが出てきた
・感情的になって怒ることが減ってきた
・怒ってもあとでフォローすることができるようになってきた
・子どもの成長や能力の優劣を他の子と競う気持ちが減った
・子どものプラス面に目が行くようになった
・子どもと楽しく過ごせるようになった
・子どもをほめることが上手になってきた
・子どもを上手に叱れるようになった
・子どもをかわいいと思う気持ちが大きくなってきた
・子どもを抱くことに負担を感じなくなった
・子どもの失敗をおおらかな気持ちで見守れるようになった
・子どもや家族に対する愛が深く大きくなった
逆に、これらの項目ができていない人で、このようになりたい人全てにほめ日記をつけることをオススメできる、ということですね。
心の治癒力を最大限に引き出すコツは、過去を分析することじゃなく、自分をほめて自尊感を引き出すことが大切なんだそうです。
「自分ほめ回路」を太くしていくことで、自分を受け入れられ、それに伴って「子育て脳」作りができると書かれていました。
また、
体が軽くなって疲れにくくなり、やる気も出てきたりするようです。
今まで先延ばしにしていた物事にスッと取り組めるようになったりするとか。
読めば読むほど、「ほめ日記」の効果やスゴさがわかりますね。
感想
この本を書かれた手塚さんは、2度流産し、子どもができない身体だという運命を受け入れられた方。ショックや悲しみは相当深かったようです。
その分、子どもを産み育てるということは奇跡の大事業で、尊いものに感じると書かれていました。
そんな手塚さんにつづられたこの本は、序盤からホッとする言葉がけが多くて、「大丈夫」と勇気づけてくれます。
「子育てって大変なことで、すごいことをこなしてるんだな」
「何だか自分ってよく頑張ってるよな」
って自然と思えて、あったかい気持ちになれました。
育児に疲れている人、悩みが多い人、ストレスフルな人は特に響く内容だと感じましたね。
イラストや漫画なども入っていて、比較的読みやすい本だと思います。
気になった方は、ぜひ手に取って読んでみて、さらに読むだけじゃなく「ほめ日記」を実践してみてください。
2週間後、1か月後、それ以降・・・
自分も子どもや夫も、その他の周囲もきっと何かしらの変化があると思います。
「自分が変われば子どもも変わる。そして、仕事も、生き方も、表情も、家庭も変わる」P153より引用
私も引き続き実践していきたいと改めて思いました。
amazonにある他の人のレビューも読んでみたんですが・・・
36件レビューがあって、星5つ中なんと4.8!(2016.10.22現在)
高評価をつけている人が多かったです。実際にほめ日記をつけてみた感想も載ってるので、見てみるときっと参考になると思います。
今後も、良かった本の感想やまとめアウトプットシェアの記事も増やしていきますね^^
いつもありがとうございます。
今日もクリックしていただけるととても励みになりますm(__)m