こんにちは、*min*です。
今日は承認欲求についてのお話です。
アドラー心理学を知るまでは、
「他人の人生を生きていたな」と思います・・・
自分の人生を生きよう
ある夜、あなたは疲れている旦那さんにマッサージをしてあげました。
「お~、気持ちいいなぁ。やっぱり、仕事で疲れてきた夫をこうやって労わるってのは、妻の勤めやな!」
そんなことを言って、ちっとも「ありがとう」の一言がもらえません。
こんな場合、これからも旦那さんへのマッサージを続けようと思いますか?
・・・
アドラー心理学では、「承認欲求」を否定します。
承認欲求とは、「誰かに認めてもらいたい欲求」です。
そりゃ、承認欲求はあって当たり前なんじゃない?
感謝されたいもん。
ありがとうって言われるの、嬉しいやん?
だから色々頑張るんやんか。
・・・そう思っていました。
でも、アドラーさんは真っ向から否定します。
「私たちは、他者の欲求を満たすために生きているのではない」
「他者の期待など、満たす必要はない」
なんて厳しいお言葉・・・!
この、「承認欲求」とは、小さいころから培われている賞罰教育の影響だそうです。
良いことしたら褒めてもらえて、悪いことしたら叱られる・・・ってなやつです。
いやいや、普通ですよ、そりゃ。
でも、アドラーさんが言うには、
「褒めてくれなければ、良いことをしない」
「叱る人がいなければ、悪いことをする」
に繋がっていく・・・とのこと。
・・・ちょっと耳が痛い話ですね。
ユダヤ人の言葉に、
「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、
いったい誰が自分のために生きてくれるだろうか」
という名言があるそうです。
承認されることを願うあまり、他者からの「こんな人であってほしい」という期待通りになるよう生きていく・・・
つまり、他者からの評価ばかり気にしていると、
最終的には他者の人生を生きることになる、ということです。
そんな人生、どうなんでしょう?
色んな意見があると思いますが、まぁ、私は嫌ですね。
でも、これを読むまで、他者の期待に沿った言動をしていたように思います。
認めてもらいたかったし、他の人に嫌な気分を感じさせたくないから無難な言動を取る。
そして、周りの顔色ばかりうかがう。
・・・今思えば、ほんと、自分の人生を生きていなかったなと思います。
しかしですな、わかっちゃいるけど、相手の言動に一喜一憂したり
「嫌われたかな・・・」なんてやっぱりモヤモヤ悩んだりしてしまうもんなのよ。
嫌われるのが恐い私は、そんな感じでした。
でも、次回お伝えする
「課題の分離」
これを知って、心がぐっと軽くなりました。
ぜひ身につけておきたい考え方です。
お楽しみに!
⇒友人だろうが子どもだろうが親だろうが・・・他者の課題に手を出すべきでない理由
ブログランキングに参加しています。
クリックいただけるととても嬉しく思います!