こんにちは、*min*です。
さて、今日も「嫌われる勇気」のアウトプット記事です。
自分なりにまとめてみると、理解が早まる気がします。
「怒り」は自分で捏造している・・・!?
「怒り」って、突発的にカッとなって出てくるものだと思いませんか?
もしくは、後になってフツフツとわいてくるとか。
でも、これも、自分で作りだしているものなんです。
「怒り」は、目的を達成するための道具の一つ
・・・これが、アドラー心理学の捉え方です。
「えっ・・・ついカッとなって大声を出しちゃったりすることってありますよ?」
・・・ですよね。
では、考えてみて下さい。
あなたは食事の準備をしています・・・
が、赤ちゃんが泣き始めました。
しばらく様子を見つつ、食事の準備を続けていましたが、
泣き止むことなく、その声が気になってなかなかはかどりません。
時々、赤ちゃんをあやしに行くものの、
ずっとかまってもらえない赤ちゃんはグズグズ言って泣きやまない。
お魚の焼き具合も気になりつつ、赤ちゃんをあやしつつ、
旦那さんの様子をふと見てみると・・・
あぐらをかいてテレビを見ながらヘラヘラ笑ってる!
ご飯の準備してるねんから、せめて赤ちゃんのこと見といてよ・・・!
あなたはつい大声で怒鳴ります。
「ちょっと!テレビ見とらんと、少しぐらい赤ちゃん見とくとか家のこと手伝ってくれてもいいんちゃうん!?」
すると、旦那さんはのんびりした声で応えます。
「俺も仕事帰りで疲れてんねんから、もうちょっと休ませてや~」
はぁっ!?抱っこしながらでもテレビは見れるやろ!!
怒りゲージは既にかなりたまっています。
ピンポーン
誰か来たようです。
旦那さんは立ち上がるそぶりを見せないので、赤ちゃんを置いて、玄関へ向かいました。
「・・・あ、は~い、今行きます~。」
届け物のようです。
いつものようにサインをして、「ありがとうございます~」と荷物を受け取りました。
部屋に戻ると、突然抱っこから降ろされた赤ちゃんはまだグズグズ言っています。
「人が来たときぐらい抱っこするとかしてよ!ほんまストレスたまるわ!!」
荷物を下ろして、抱っこしたグズる赤ちゃんを旦那さんに渡しました。
・・・ストーリー云々は別として、違和感は感じませんでしたか?
「怒り」について、ですよ?
気付いた方はお目が高い。
そう、
「怒り」を一旦引っ込めたんです。
届け物があったとき、一度イライラしたのを引っ込めて、
「ありがとうございます~」なんてちょっと微笑みながら言えちゃったわけです。
そしてまた、部屋に戻って「怒り」を出した。
つまり、「怒り」とは、出し入れ可能な道具なのです。
この例で言うと、旦那さんに赤ちゃんを見ておいてほしいといった自分の主張を通すために
「怒り」という感情を使った、というわけです。
怒りを抑えきれずに怒鳴ったわけではないのです。
目的を達成するための手段なのです。
・・・ということは、もっと別の、より効率的な目的の達成方法を
冷静になって考えることができるようになりたいものですよね。
自分の感情を上手くコントロールすることができれば、
負の感情も軽減するのではないでしょうか。
もっと楽に毎日を送れるのではないでしょうか。
負の感情が悪いというわけではないのですが、
ずっと負の感情で居続けるのは自他共にしんどいと思うので、
できるだけ早く解消したいものですよね。
全ては自分の考え方、選択次第です。
どの感情も、選び取るのはあなた自身ですから。
・・・ということで、今日もこの辺にしておきたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました!
ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけると、とても励みになります。
[…] →前回の記事 […]
[…] ・・・あれ? 似たようなこと、前にも書いた覚えがあるな・・・ →「嫌われる勇気」を読んで学んだこと②【アドラー心理学】 […]