「暮らし」をもっと快適に、大切にしたいと思って始めた一人暮らし。
それから数年経ちました。
気づけば家庭を持ち、「仕事」ではなく「暮らし」を主体に考える生活になっています。
だからこそ、余計に目を引くようになった「暮らし」に関する本たち。
最近読んだ金子由紀子さんの
「持たない暮らし」
「ためない暮らし」
「とびっきり居心地のいい新シンプル暮らし」
この3冊のアウトプットを兼ねた学びのシェアをしたいと思います。
amazonでは80件のレビューがあり、☆4.2という高評価のこの本。
文庫本で、とても読みやすくまとめられています。
「持たない暮らし」ってどういうもの?
「持たない暮らし」の4つのポイントとは、
- 自分の管理能力を超えるものを持たない
- 愛着を持てるもの以外持たない
- 自然に還らない、あるいは次の人に譲れないものを持たない
- 自分と、自分の暮らしに似合うもの以外、持たない
というものです。
シンプルで簡単そうに見えて、いざ実践しようとするとなかなか難しいですよね。
「じゃあ、実際どうすればいいの?」ということが色々と書かれている本でした。
「持たない暮らしのための7つの習慣」とは?
この本では、「持たない暮らし」をするために日頃から心がけたい習慣が7つ紹介されています。
それは・・・
1. もらわない
2. 買わない
3. ストックしない
4. 捨てる
5. 代用する
6. 借りる
7. なしで済ます
これらを実行していくことで、家から必要のない持ちすぎているものを減らし、そして増やさず暮らすことができます。
「持たない暮らし」ができる自分になるために、大切なのは「習慣」の力。
習慣として定着する最低限の期間である「2週間」、毎日できる小さな習慣をひとつずつ意識して実行していくことがおすすめされています。
具体的に「身につけたい習慣」リストも載っているので実行しやすいですよ。
あと、「片付けが苦手」「捨てるのが苦手」といっても、いくつかタイプがあって、チェックリストで自分のタイプがわかるのも面白かったです。
そして、タイプ別の処方箋も学びになりました。
チェックしてみると、私の場合はA(詰込み型)とE(捨てない型)の間ぐらい。
どちらにしても、「ものの全体量を減らす」「ストックしすぎない」「タダでもらわない」ということが私の課題かなという感じですね。
他にも、お片付け実践編として、具体的に以下のものの処分方法が書かれています。
衣類、本・CD・DVD、思い出のもの・趣味のもの、家具・家電、紙類
「なかなか思い切って捨てられない!」というあなたには参考にできる部分も多いと思います。
「毎日使うものにはこだわる」
「ものより思い出にお金をかける」
「空を見るゆとりを作る」
「ものを敵ではなく友達に」
などの言葉も心に染み入りました。
amazonでは9件のレビュー、☆4.0です。
これは、「ためない暮らしのためにどのような習慣を身につけるといいのか」に特化した本だと思いました。
例えば、
「ものをつい出しっぱなしにしてしまう」
「洗濯物をすぐに処理できない」
「忙しくなると、家事がおろそかになってしまう」
「無駄遣いをやめたい」
といった具体的な悩みに対する処方箋的な行動、習慣が書かれています。
また、「ためない暮らしを作る100の習慣」という項目もあって、
自分ができそうなものからすぐに取り組めるようになっています。
期間は前の本にも書いてあった通り1項目を最低2週間。
習慣として身についたら次の習慣作りに移ります。
まだ身についていなければ、習慣として定着するまで次の項目に移るのは待ってくださいね。
私が取り組みたいのは・・・
「マイバッグを持ち歩き、レジ袋を断る」
「帰宅したら、靴はしまうか揃えて置く」
「何かをチョイ置きするときは、なるべく角を揃えて置く」
「寝る前に、食卓にものがないようにしておく」
「一定の周期で拭き掃除をする」
「『ながら掃除』を習慣にする」
「過剰な買いだめをしない」
「消耗品でないものは、なるべく10年以上使う前提で買う」
「欲しいものは普段からリストアップしておく」
「気が付いたら姿勢を良くする」
「座り仕事の1時間に一度は目を休めて体をほぐす」
「下半身を冷やさないようにする」
「1日1回は必ず空を見る」
「なるべく口に出してほめる」
「やりたいことは言葉にする」
目に留まったのがこの15項目でした。
できるものから習慣化していきたいですね。
⇒とびっきり居心地のいい新☆シンプル暮らし―365日を「ハッピーデー」に変える本 (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)
amazonでは、1件のレビューで☆5でした。
こちらは、「暮らしを楽しくするために丁寧な生活を始めてみませんか?」というコンセプトのアイデア集だと感じました。
「少ないもので心地よく暮らす」法則
「美味しく手早く作って食べる」法則
「心と体の大掃除」の法則
「わたしに嬉しい魔法をかける」法則
これら4つの大きな法則のもと、小さなアイデアが書かれています。
私にとって学びになったのはこんなところです。
・どれだけ自分らしい、「居心地のいい空間」が作れるかが大切
⇒そのためには、自分は何が好きなのか、どんなテイストのものを好むのか、自分にとってのものの適正量を知ることが必要
⇒いつも気持ちよく片付いて、大好きなもので囲まれた家に住んでいたらわざわざ外に出かけなくても家で過ごす時間がもっと楽しくなる
・重ねられたり、入れ子にできるものだったり、多機能のものを購入する
・床にものを置かないようにすると掃除機がかけやすい
「でも、子どもが小さいうちは難しいかも」とふと反対勢力が頭をもたげたんですが、
「どうしたらそうできるのか?」と考え直した結果、
せめて寝る前には子どもと一緒に片づけて床をスッキリさせようという結論にたどり着きました。
・ピックアップしたレシピ集を、最初から最後まできちんと順々に作り、上手くいったものは覚えるまで何度も作る
普段お世話になっているクックパット。
大体毎回確認しながら料理を作っているので、そろそろ何度も作ってきたものに関してはレシピなしでも作れるようになりたいですね。
・寝る前の日課があると、規則正しい生活リズムを作ることができる
これから新生児を迎えるので、手元に何もなくてもできることで日課にできるものがいいなと思って考えたのが、
瞑想や眠る前のアファメーション(短い前向きな言葉を繰り返し、自分を高めること)。
日課として定着させていきたいです。
・アタフタしたときは、わざとゆっくり行動する
もともと行動がガサツで、ガチャガチャバタバタするタイプの私。
「残心」という目標も今年から掲げてパソコン前のボードに貼り付けているぐらい、
「ゆっくり落ち着いて行動する」ということが苦手です。
少しでも克服するため、「アタフタしたときはわざとゆっくり行動する」ということを意識して取り入れていきたいですね。
「残心」を少し意識したおかげで、去年がレベル0だとしたら今年はレベル1ぐらいにはなったかな?
まだまだひよっこですが、徐々に身につけたいです。
そのうち取り入れたいと思ったのは、「間接照明」と「季節にちなんだものを月替わりで飾る」ということです。
夜は明るすぎない暗めの部屋でリラックスしたいな、と。
そして、もっと家に居ながらも季節を感じられる心と時間のゆとりがほしいな、と。
30代前半の目標は「心のゆとり」「時間のゆとり」「お金のゆとり」を持つことなので、一層学びの多べた本でした。
金子由紀子さんの本は今までも何冊か読んだことがあるんですが、読みやすくてほっこりできる文章なので好きですね。
セコセコした節約生活じゃなくて、いらないものは買わず、本当に気に入る欲しいもののをちょっと高くても吟味して購入して、それを大切にする暮らし。
愛着の持てるものだけで生活するということ。
こんな持たないすっきりシンプルな暮らしが、心も満たされ快適な気持ちにしてくれるんだなと改めて学びました。
今できることからマイペースに始めていきたいと思います。
ps.
出産予定日がついに決まりました。
17日(木)、産みます!
・・・といっても、子宮口の開き具合によって前後するとのことですが・・・
もう2週間切ってますやん!
いや~。
何だかドキドキしてきました。
頑張ろう、うん。
いつもありがとうございます。
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