読んでくださり、ありがとうございますm(__)m
神戸在住アラサー二児母の*min*です
ふと目に留まって今回読んでみたのが「心も生活も整理されて輝く!貯金・節約のすすめ」という本。
「子どものためにも、自分たちの老後のためにも、お金少しずつでも貯めていかなくちゃなぁ」なんて思いつつ、持ち前の楽天的な性格でのんびり今までやってきています。
私の子どものころからの金銭感覚を一言で表すとおそらく「お金はできるだけ使わない主義」。
ですが、どちらかというとお金をがっつり(?)使うタイプの夫と出会い、色々金銭感覚も変わって世界も変わりましたね。私にとってはいい意味で変わったと思います。もっと楽しくお金って使っていいんだ、罪悪感そんなに持たなくていいんだ、みたいな。
ただ、もちろんお金を使う量も増えたので、浪費も増えてるんですよね。
子どももそろそろお金がかかるようになってきたので、自分のお金の感覚を改めて見つめなおすための一冊として読んでみました。
読みやすく、貯金や節約のためのマインドを学ぶ第一歩としてちょうどいい一冊でした。今回はこの本の自分なりの要約と感想、まとめを書いていきたいと思いますので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね^^
「心も生活も整理されて輝く!貯金・節約のすすめ」を自分なりに要約してみた
段階を踏んでいくしかない!「お金の3つのステージ」とは
- お金を管理する
- お金を学ぶ
- お金を活かす
①の「お金を管理する」というのは、収入内で生活のやりくりをできるようにするということ。
②の「お金を学ぶ」というのは、貯金ができ始めたあたりでお金の動かし方や増やし方、投資などを雑誌や本、セミナーなどで学ぶということ。
③の「お金を活かす」というのは、生活するのに必要なお金の範囲以外で、実際に投資などを行ってお金を増やすということです。
この3つは順番にステージを踏んでいくことしかできず、「途中ですっ飛ばして③をやる」ということはできません。というか、もし「生活費が苦しくなるけど、頑張って投資してます」という人はたいてい、満足な効果は得られないと本書には書かれていました。
「お金上手」なら当たり前?お金に関する4つのマインド
- 物事のプラス面を見るクセをつける
- 1円でも無意識に使わない
- 毎月少しでも貯金額を増やす努力をする
- お金を使うところと使わないところのメリハリをつけ、ブレないようにする
①物事のプラス面を見るクセをつける
お金に関することで、「これを買っておけばよかった」「もったいないお金の使い方をした」など、ネガティブに考えてしまうことは生活の中で多々あると思います。
ですが、こういった「後悔」はストレスをためるだけ。「買えなかった分、お金を節約できたな♡」「今回はうまくいかなかったけど、何でここでお金を使ったんだろう?今後こういうもったいない使い方をしないようにするにはどうすればいいのかな?」とプラスに考え、無駄遣いしてしまったことについては「反省、勉強」という形にして学びにしてしまいましょう。
②1円でも無意識に使わない
本書では、「今日、何回お財布を開いたかパッと答えられますか?」といったことが書かれていました。のどが渇いたから無意識に自販機で飲み物を買う。気になる記事を見つけたから雑誌をコンビニで何気なく買う。さらにレジ近くに合った新商品のチョコも一緒に買ってしまう。
無意識にお金を使っている人って案外多いとのこと。「あ、今お金を300円使ったな」と振り返れるようにしましょう。その点、お金を使うたびにできるだけ素早くメモを残したり、スマホ家計簿にサッと入れておける人は意識づけられるので強いですね。
③毎月少しでも貯金額を増やす努力をする
毎月の貯金額にムラがあるタイプよりも、コツコツ堅実にお金を貯めていける人の方が総じてお金上手なんだそうです。
つまり、「ボーナスのときは10万貯金できるけど、ふだんは1万あったりなかったり」より、「毎月3万ずつ貯めています」というタイプの方が貯金できるということですね。
前者の場合、不況でボーナスカットされたらおしまいですもんね(;´∀`)
④お金を使うところと使わないところのメリハリをつけ、ブレないようにする
雑誌の特集でもよく書かれていることですが、お金上手な人は「出すところ」と「出さないところ」の区別がかなり明確です。
趣味の海外旅行のために、日々の生活は自炊で「何となく買い」は一切しない、とか。
自分が何を大切にしたいのかという自分軸がはっきりしているので、多少しんどくてもブレずにその「使いどころと使わないところ」のラインをキープできるんです。
横山式90日貯金プログラムとは
本書に書かれているのは「8つのステップ」です。
ですが、⑥⑦⑧はまとめて「横山式90日貯金プログラム」に関することなのでひとまとめにしました。
- 自分の「お金ヒストリー」を振り返る
- 無理なく節約できる方法を考える
- 固定支出を疑う
- 具体的な目標を持つ
- 今、お金を貯められる環境なのかを判断する
- 横山式90日貯金プログラムを繰り返す
①自分の「お金ヒストリー」を振り返る
子どものころのお金の使い方は、大人になってもあまり変わってない人が多いそうです。過去の自分のお金の使い方を振り返ってみて、自分のクセを見つけましょう。
②無理なく節約できる方法を考える
「電気代節約のために使わないコンセントはこまめに抜く」「トイレットペーパー、1回に使う量はこれぐらい」など、細かな節約が苦にならないタイプもいれば、私のようにズボラさんでこまめな節約は苦手なので省エネ家電で済ませるといったざっくりしタイプの人もいます。
それぞれ個性にあった節約方法を使って、ストレスをためすぎないようにしましょう。
③固定支出を疑う
節約というと、食費を削ることなどがパッと思い浮かびやすいですが、自動で天引きされるような大きな支出こそ見直すだけでかなりの節約になります。
保険料、家賃、通信費など…
解約したり、契約したり、内容を変えたりというのがとても面倒ではありますが、えいやッと行動した後はストレスなく節約することができるでしょう。
私自身、大きく節約できたなと思ったのが通信費です。今となってはもう当たり前になってきていますが、大手キャリアのスマホじゃなく、格安simに変えました。
一手間かかりますが、格安simにするだけで毎月のスマホ代が半額ぐらいになります。2~3,000円ぐらいですね。
使っている分には不都合に感じることなんて全くありませんし、家ではwifi使っているのでパケット代がヤバいってことにもなりませんし、満足です。
この数千円の差って、大きいですよ~。
④具体的な目標を立てる
「なんでお金を貯める必要があるのか」を具体的に決めましょう。目標金額を達成したときのご褒美ですね。
ただお金を黙々と貯める、というだけではモチベーションが続かなくなるのも、この方法で改善できます。
欲しいもの、行きたいところ、やりたいこと…
現代人は「特にやりたいことも欲しいものもない」という人も多くなっているそうです。自分の感覚にふたをせず、どうぞじっくり夢や楽しみ、ワクワクすることをじっくり腰を据えて考えてみてください。
目標があるだけでも人はイキイキします。楽しく節約・貯金生活を行うためにも、ぜひ「お金を貯めた先に待つ楽しいこと」を考えてみてくださいね。
⑤今、お金を貯められる環境なのかを判断する
0からスタートなら問題ありません。また、「出産費用がいるから今貯金するのは難しい」といった、期間限定のものであれば、その期間が過ぎれば貯金できるはず。
注意するべきなのは「借金がある」という状況のとき。
奨学金などの低金利なものは仕方ないですが、消費者金融やリボ払いとしての借金があるならまず貯金どうこうより返済を優先しましょう。
⑥横山式90日貯金プログラムを繰り返す
横山式の貯金プログラムを90日取り組んでみて、それを繰り返します。
では、横山式貯金プログラムとはどんなものなのか、概要をざっくりお伝えします!
横山式90日貯金プログラムとは
- なりたい自分や貯金額の目標を立てる
- ざっくり予算を立てる
- 固定支出を見直す
- お金について学ぶ
- 自分のお金の使い方を知り、無駄な支出を減らす
- あるもので暮らす など
- なりたい自分や貯金額の目標を立てる
- 前月の反省と今月の予算を立てる
- 反省を踏まえて今月の目標を立てる
- 引き続き、お金について学ぶ
- 断捨離する
- 貯金仲間や応援してくれる人を探す など
- 前月の反省と今月の予算を立てる
- アドバイスをくれる人を探してみる
- 自分と他の人のお金の使い方を比べてみる
- 欲しいものを一つ買ってみる
- 遊んでみる
- 他の人の役に立ってみる など
ちなみに、これがすべてではありませんし、なんならさらに自分で追加していくのもありです。
詳しくは本書を読んでいただければと思いますが、この90日プログラムを何度も繰り返していくことでお金上手のレベルが上がっていくそうですよ。
貯金をするためには「心」がかなり大切
本書では、貯金力を高めるためには心の力はとても大切だと書かれていました。
(収入-支出)×心×時間=貯金力
これがお金上手のための公式だそうです。つまり、心の値が0なら、貯金力も0ということですね。
無欲であることは美徳ではないと本書では書かれています。
欲しいものがあるから貯金を頑張れる。貯金の先にワクワクした未来を持った人の方が貯金の目標額を達成しやすいそうです。
主役は自分!お金に主役の座を明け渡さないこと
お金のために、自分を犠牲にしていませんか?
将来のお金が不安なので、外出しない、外食しない、食費をできるだけ少なくする、遊びに行かない、娯楽は徹底カット…
その先に待つのは、周りに人がいなくなった疲れやすく希望もない自分だけです。
お金は自分や自分の周りの人が幸せになるために使うもの。主役はあなたなんです。
お金に主役を奪われないようにしましょう。
不安だったら、一度紙に書き出すのも手です。子どもの養育費や老後のせい月資金が不安なら、どれぐらいかかるのか時間を取って書き出してみましょう。書き出すことで、もやッとした不安を少しスッキリさせることができます。
私も試しに子どもの養育費を実際に今幼稚園にかかっているお金+公立小、中、高の全国平均、そして大学入学費までざっくり計算してみたところ、一人500万ぐらいかなーということがわかりました。
大学入学費用以外は奨学金で頑張れーって感じですね。私自身、奨学金で私立の福祉大に行きましたし、何ならその他の資金もバイト代でやりくりしていたように思います。
何とかなるものです、ハイ。
老後資金が心配でお金の不安をよく話してくれる20代後半のママ友さんに、もし話せる機会があったら一つの意見として話してみようかな。
私は楽観主義者なところがあるので、あまり子どもの将来の養育費だとか老後の不安とか感じないんですが…って、あれ?もしかしてこれも問題じゃないか?汗
お金をかけたいところには惜しまずかける!1点豪華主義のすすめ
「ここだけはお金を削りたくない」というのは人によっていろいろあると思います。
グルメな人は食事、おしゃれ好きな人は被服費やコスメ代、愛犬を溺愛しているならワンちゃんに関するお金、家族との時間が一番という人には家族に使うお金など、お金をかけたい部分が見つかったらそれを目標にして貯金するといいとのことです。
ただ、「お金をかけたい部分」以外は極力節約します。これがメリハリですね。
夫の職場でもお昼は必ずお弁当と水筒持参で、自販機やコンビニで飲み物を買ったり職場の人とご飯に行ったりすることは全くなかったけど、そこでお金をきっちり貯めて趣味の旅行や車にお金を使っていた人がいたそうです。
ただし、一点豪華主義が行き過ぎて将来のための貯金はなく、今の生活もギリギリまで切り詰めるところまで行くとしんどくなるので要注意です。
「心も生活も整理されて輝く!貯金・節約のすすめ」自分なりの要約と感想まとめ
本書には、そのほかにも「衣食住、それ以外のお金の削り方」が書かれています。一点豪華主義以外の項目をどうやって減らしていけばいいのか具体的に書かれているので、参考になりました。
総じて節約のポイントは「少しずつ、徐々に。そして削りすぎないこと」。
無理して一気に削っても続きませんし、何より恐ろしいのは削りすぎて心身ともに疲弊することです。
貯金や節約って気長にやっていくものですから、どうせなら楽しく、より素敵な自分になるための一歩としてお金の使い方をスマートにしたいですよね。私も頑張ります。
貯金、節約、そろそろせねば!というあなたはぜひ一読してみてくださいね^^
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
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