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神戸在住アラサー二児母の*min*です
男女の違いというのは多数あります。それによって、恋人や夫婦関係でも「あれ?」と思うことってありますよね。
「え、なんでわかってくれないの?」「ん?そう来る?」みたいな。
ちなみに、うちはおそらく周囲から「かなり仲のいい夫婦」と思われていると思います。
事実、私は以前から男女の違いについての本を読んで学んでいたり、夫は本で学んだことはないものの女性心理を案外わかってくれている部分もあったりすることから、今までケンカらしいケンカもあまりなくここまでこれたんじゃないかなと。
そこで今回は、男女の考え方の違いと違いに応じたコミュニケーション方法について少し書いていこうかなと思っています。
というのも先日、男女の違いについて書かれた名著、ジョングレイ博士の「ベスト・パートナーになるために」を読み返す機会があり、改めて意識したいことや「あ、これは知らんかった!抜けてた!」と思う部分もあったので、さらなる習得の意味を込めてアウトプットしようかなと思いまして。
色々書いていると思ってた以上に長くなってしまいましたが、「男の人ってわからん」「もっとパートナーと仲良くなりたい」と思うあなたはぜひ参考にしていただけると嬉しいです^^
男性から相談してこない限り、そっとしておいてあげるべし
多くの女性は察する力、観察力が鋭いです。
ちょっとした彼のテンションや行動、話し方のニュアンスで今の彼の気持ちを推測することもできたりしますよね。
うちもちょうど昨日こんなことがありました。
夫が帰宅早々、声のハリがあって機嫌よく、いつもより子どもたちへの声かけが多かったり、相手してあげてたりしてたんです。
すぐわかりました。
「あ、これ、今日の三国志大戦(ゲームセンターでのカードゲーム)、調子よかったんだな。勝ったんだな」と。
で、あとで聞いてみたら「え、なんでわかったん!?(;・∀・)」ってびっくりしてましたね。笑
そうなんです。女性は相手の感情や今の状態を敏感に察しやすいんです。
ということは・・・そう、彼が落ち込んでいたりイライラしているのもすぐわかるわけです。
で、異変に気づいたら「あれ?なんかあった?どうしたん?」ってふつうに聞いてしまいますよね。
いや、ここまでは別にいいんです。コミュニケーションの一つです。
でももしここで、「いや、大丈夫」とか「え?何もないよ?」と言われたら、明らかになんかあっただろうとつっこみたくなってもグッとこらえましょう。
彼は、一人でその問題を解決すべく、本書になぞらえば「穴にこもっている」状態です。
無理に引っ張り出して「いやいやいや、なんかあったって。絶対なんか嫌なこととかあったやろ?話聞くよ?言ってみ??」なんて追求しないようにしましょう。
男性は自分で解決することで達成感を得たり、自分の価値観を高める傾向があります。
何かあったなと思っても彼から話してこない限りは深く追求しないようにしましょう。
「そうなん。ならいいけど。もしなんかあったらまた言ってね~」ぐらいでサクッと切り上げ、もし彼がひとりで過ごしたそうにしたり、映画など自分の世界に入りたい様子があればそっとしておくのがベストです。
そのとき、つい女性は心配しすぎて「話してくれないってのは、私を信頼してくれてないからかな」とか「私のこと嫌いになったのかな」とか思ってしまいがちですが、そんなこと思わなくてOK。
ただ彼は一人で自分の問題に向き合いたいだけ。あなたを信頼してないとか嫌いだとかそういう理由ではありません。そこらへん、女性の考え方と違う部分があります。
女性は悩んだり落ち込んだりすると友達や彼に話して打ち明けてさっぱりしたい人が多いですからね。話しているうちにリフレッシュしたり、いい案が出たりして解決する場合もあるぐらいですし。
そっとしてあげている間、女性は彼のことを忘れる勢いで自分の好きなことをして過ごしましょう。
心配して一緒に落ち込むんじゃなく、のんびりまったり、むしろハッピーに過ごすといいそうですよ。
気にしなくていいんです。何かあれば彼から何か言ってくるはずなので。
あともう一つ。
「どうすればいいと思う?」と彼から聞かれない限り、おせっかいに救いの手を差し出さないこと。
彼のためを思ってアドバイスしたり、人に助けを求めたりといったことをすると彼の面目がつぶれてしまいます。
「目標立ててみたら?」「もっと本読んでみると色々学べていいよ!この本、おすすめやで!」なんて過去の私みたいなことはしないようにしましょう。(気を抜くと私も言ってしまいそうになりますが^^;)
たとえこっちにそんなつもりはさらさら無くても、まるで彼に「今のあなた、努力が足りてなくて成長してないよ!」「ごめん、あなた、頼れんわ。信用できんわ」というようなニュアンスのメッセージを送ってしまっていることになります。
例えば「彼が運転してるけど、どうも道に迷ったみたい」
そう思っても、親切心で「近くの人に聞いてみようか?」なんて言わないであげてください。
・・・うん、つい言っちゃいそうになりますけどね^^;
彼から何か言ってこない限り、彼を信頼してのんびり構えておきましょう。
で、もし彼から何か話してきたら、手を止めて彼の話を全力で聴くというのもおすすめです。
家事をしながら話を聞くということも女性は可能ですが、やっぱり向き合って真剣に聞いてくれた方が彼は嬉しいですし、信頼感も高まります。
実際、私も意識して夫の話を傾聴するよう心がけていたら、「話をちゃんと聞いてくれるからイライラするのも発散できてると思う。いつもありがとう。感謝してるで!」とかなり嬉しい言葉をもらえたことがあります。
おすすめですよ~^^
個人的に特に面白かった男女の考え方の違い「点数のつけ方」
これ、私以前読んだとき全然引っかかってきませんでした。すっかり忘れてたのか何なのか、今回読んでみて「おもしろっ!」って感じました。
男性の点数のつけ方=価値や金額が高ければ、点数も高い
女性の点数のつけ方=価値や金額が高くても、点数自体はあまり変わらない
これだけだとわかりにくいですね。
例えば、男性に10万円の時計と、1本の缶ビールをプレゼントするとします。
そうすると、10万円の時計は70点、缶ビールは1点ぐらいの感覚です。
一方女性の場合。
10万円のバッグと、一輪の花をプレゼントするとします。
・・・「ありがとう!」の嬉しさって男性ほど極端じゃないように感じませんか?(私だけでしょうか?)
あえて点数をつけるとするなら、10万円のバッグ10点、一輪の花3点、みたいな。
女性は一つ一つの価値というより、ちょっとしたことでも普通に嬉しかったりします。
本書ではこんな例がありました。
男性が家族のためを思ってガンガン仕事をして、たくさん稼いでくる。
その時点で、旦那さんはもう70点以上の働きをしたと思っています。
で、奥さんとフェアでありたいので、家に帰ったら「俺は70点以上も頑張ったんだからゆっくりさせてよ。君も70点分ぐらいは家で頑張ってくれよ」みたいな感覚。
なので何もしなくなるっていうよくある事例。
でも、女性の感覚で言うと、仕事を頑張ってくれてたくさん稼いでくれるというのは「一つの行為」なんです。
いや、確かにすんごいありがたいんですよ?家にお金を入れてくれるというのは。
でも、残念ながら「70点」という高得点ではないんです。そうですね・・・あくまで個人的に例えるとすると5点とか、10点ぐらいでしょうか。
だから、旦那さんが家に帰って何もしてくれないというのは不満だったりします。「フェアじゃない!」って奥さんの方が思うわけです。
ちょこちょこお皿洗ってくれたり、子どもの相手をしてくれたり、好きなスイーツ買ってきてくれたりする方がどんどん点数がついて感謝度合いが高まってきます。
色々やってくれてありがと~う!みたいなね。
たまにでっかいのをドカン!より、小さなことをちょこちょこしてくれた方が嬉しかったりするんです。
この点数のつけ方について夫に話してみたら、「へぇ、面白いな。確かにそういうところあるかも」と言ってました。
女性の皆さま。男性ってこういう感覚らしいですよ!
こういう「感覚の違い」を覚えておくと、自分の不満度合いやイライラ度合いが多少軽減しますよね。「仕方ないかも」ってね。
基本的に察さないので「お願い」しよう
先ほどもお伝えした通り、女性は察する力が鋭いです。
頼まれなくても先回りして旦那さんのお酒を準備してあげたり、ものをとってあげたりなんてことありますよね。
でも、男性は基本的に察するのが苦手です。
「言わなきゃわからんよ」みたいなね。
なので、お願いしたいことはちゃんと口にしてお願いしましょう。
「ごめん、暗くなってきたから電気つけてくれる?」「今私洗いものしてるから子どもの鼻水拭いたってほしい」「子どもがお茶こぼしたから雑巾取ってほしいな(さすがにこれは言わなくても動いてくれる人も多いかもやけど)」と。
「全然動いてくれない、何もしてくれない」というのは、単に気づいてないだけで悪気がない可能性も高いですよ。
頼むときは短くわかりやすく簡潔に
「昨日から実は体調あまりよくないのもあって、しかも今家のことでちょっと手が離せないから子どもの幼稚園のお迎え、頼んでもいい?」
ついつい私たちは自分を守るべく、理解してもらいたいのもあって理由を言ってしまいがちですが、もうそこは簡潔に
「ごめん、子どもの幼稚園のお迎え頼んでもいいかな?」とお願いしましょう。
で、「え?君は行けないの?なんで?」と理由を聞かれたときにはじめて
「実は昨日から体調が良くないってのと、もうすぐガスの点検で業者さんがくるみたいで」と理由を伝えると◎。
え?前の項目の例で「今洗いものしてるから」って理由言ってるやんって?
まぁ、そこは臨機応変に行きましょう。笑
男性に「貸し」を作る裏ワザ=断られる前提で頼み事をする(笑)
人は誰しも「フェアでありたい」と思いがちですが、特に男性は「フェア」でありたい傾向が強いようです。
やってもらったから、ちゃんとお返しするっていうやつですね。
そこを利用したちょっと裏ワザ的なテクニックが本書では紹介されていました。
その方法とは・・・ダメもとで頼んでみるということです。
「ごめん、洗い物お願いしていい?」と断られる前提で突然頼んでみる。
旦那さん「え?なんで?んーーーー・・・今日は正直疲れててやる気しないんやけど・・・」
と断られたら、笑顔で「そっか、了解!わかった^^」とサクッと引き下がって自分で洗い物をします。
このワザのポイントは、どれだけサクッと笑顔で軽く引き下がれるか、です。
ここで文句を言ったり不機嫌になったりすると、効果はありません。
あくまで笑顔で気持ちよく拒否に応じて、引き受けることが大切です。
そうすると、次回かそのまた次回か、近いうちに「うーん、この間は断っちゃったし、申し訳ないから今回は俺がやろうかな」と思ってもらえるわけです。
・・・でもこれ、男女関係なく使えそうなワザですね。笑
嫌なときはちゃんと嫌って言わないと「彼女も賛成してくれてる」と誤認されるので注意!
久々のお休みで今日も前回と同じく「家で映画を見る」というスケジュール。
本当は二人でお出かけしたいのになぁ・・・なんて思いつつ、でも彼に「今日はこれ観たいんやけど、いい?」って聞かれると微妙な笑顔で「OK、いいよ~」と了解したりしていませんか?
あなたのその微妙な笑顔、たぶん彼は気づいていません。
なんなら「彼女はいつも笑顔で承諾してくれるし、休日の映画は楽しんでもらえてるみたい♪」なんて思ってるかもしれません。察しが悪いので^^;
嫌なときはちゃんと断りましょう。あ、でもとげとげしたケンカ腰じゃなくて、やんわり笑顔で。
「いっつも家で映画とか、もうそろそろしんどい!飽きたんやけど!!」なんて言ったらきっとかなりびっくりされると思います。
彼にとってはこの間までニコニコで一緒に映画見てた(?)のに、急に怒るなんて想定外。「毎回映画見ていい?って聞いたときにふつうにいいよって言ってくれてたやんか!」ってなります。
「映画もいいけど、今日はどっか出かけたいな~」と可愛くお願いすると◎です。
大切なのは、小さなことでも口に出して「感謝」すること
彼に何かをやってもらったあとは、必ず「感謝」しましょう。
ありがとうを言いましょう。
いつも何も言わなくてもやってくれることに対しても、ちゃんと「いつもゴミ出してくれてありがとね!」というふうに声をかけます。
日々の感謝がお互いの良好な関係につながります。
まぁ、男性だけでなく、私たち女性も「ありがとう」って細かく言ってもらった方が嬉しいですけどね~。
「彼に言ってもらってないから、私も言わない」じゃなく、自分から率先して「ありがとう」の小さなプレゼントをしていくと、きっと彼からもそのうち良い反応が返ってくると思いますよ^^
あと、ポジティブな感情は恥ずかしがらずに表現するとより素敵です。
男性は女性が喜んだり楽しそうにしてたり幸せそうにしているのを見ると「こんなに彼女を喜ばせてあげられてる俺ってかっこいい!やるやん!」と自分の存在感や価値観を高めることができるそうです。
「俺ってスゲー!」という快感を得るべく、いろいろ彼からしてくれるようになるそうですよ^^
男女の違いについての本で学んだコミュニケーション術【女性→男性】まとめ
●変えようとするんじゃなく、ありのままの男性を受け入れ、本人が落ち込んでいそうでも何か自分から話そうとするまでは余計な口出し禁物!
●男性には「頼んで感謝」が大切!
●彼を頼り、信じ、「嬉しい、楽しい、幸せ!ありがとう!!」をその都度表現しよう^^
男女の違いについて書かれた本って結構ありますよね。話題になった本も今回ご紹介した本以外にもたくさんあります。
こういった本を定期的に読んでおくと、男性とのコミュニケーションが今より楽になるでしょう。実際私も実感しています。
ちなみにこれまでの話は男性全てに通用する話ではないでしょうし、女性の考え方も「別に私はこんな感じじゃない」と思うことがあるかもしれません。
まぁ、考え方って人それぞれですからね。女性っぽい考え方をする男性、男性っぽい考え方をする女性もいるでしょう。
ですが、「傾向」を知っておくだけでもコミュニケーションの引き出しを増やすことができるのでおすすめですよ^^
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
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