【母と子の上田病院】無痛分娩体験記①~入院から出産まで~【2016年11月17日】

1479371558827こんにちは、*min*です。

 

2016年11月17日14時54分、
2716gの元気な男の子を無事に出産することができました!!

 

計画無痛分娩、完遂です!!^^

 

「無痛分娩ってどんなものなんだろう?どうやって出産するんだろう?」
「無痛分娩って本当に痛くないの?」

 

無痛分娩の人たち皆さんが同じ流れにはならないと思いますが、
一つの例として、普通分娩にしようか無痛分娩にしようかお悩みの方に何かしら私の体験が少しでも参考になれば嬉しいです。
(個人的な備忘録も兼ねていますが)

 

今回は、入院から出産までの流れについての体験談です。
(上田病院の食事内容やもらえるものなどを知りたいあなた⇒こちらの記事をどうぞ)

 

当日朝、早速内診→「破水させましたからね~」・・・えっ!?

 

15日(火)の内診で、「今日と同じぐらいの子宮口の感じだったら延期になるかも」と言われていたので、
ドキドキしながら入院の準備をして上田病院に向かい、朝8時20分までに2階の受付を済ませて待っていました。

 

そこにはあと2組、お腹の大きな大荷物の妊婦さんとパパさんが。

 

あ~、きっとこの人たちも今日無痛分娩なんだろうなぁ。

そのうちのお一人の妊婦さんに声をかけると、
「体重があと100g増えたらアウトって言われてて・・・」と緊張している面持ちでお話しされていました。

 

そうか・・・
無痛分娩ってやっぱり体重制限厳しめなんだなぁと改めてしみじみ。
(ちなみに、私は一か月で2kg増えた時はちょっと注意を受けましたが、その後は順調で最終+9kg程度でした)

「頑張りましょうね!」と励ましあいつつ、内診に呼ばれたので何されるんだろうと緊張しつつ中へ。

 

8:25 破水してもらう

2日前のいわゆる「内診グリグリ」が結構痛かったので、気合を入れて内診台へ。
今日は二人の先生の内診でした。

 

最初は宮本先生の内診。
これは状態を見るだけだったみたいでサッと終わりましたが、次の大介先生の内診が痛かった。

「はい、腹圧かけて~」とか言われ、「痛い痛い痛い痛い・・・!!」とちょっと声をあげてしまいながらしばらくグリグリ。
おそらく時間としては数十秒~1,2分ぐらいなんでしょうが、長く感じました^^;

 

「はい、じゃあ破水させましたからね~。中待ち合いでお待ちください」と終了。

 

え、破水させたの?(汗)

 

看護士さんがお産用のLサイズパットをあててくれて、ごわごわしたままとりあえず着衣。
(お産用のLサイズパットは大分でっかいです)

夫とともに大介先生と宮本先生と顔合わせして、説明を受けて、受付で入院手続きを済ませます。
これからLDRに入って、陣痛促進剤&麻酔で出産に向けて準備していくとのことでした。
子宮口の具合から、産まれるのはお昼過ぎだろうとのこと。

 

しばらく待った後、LDRに移りました。

(私は今回、バルーンは入れられませんでした)

 

徐々に痛くなってくる陣痛、そして陣痛促進剤&麻酔開始!

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LDRに入って、病院で準備されている出産用の服に着替えます。
破水直後なのでまだお腹は痛くないものの、お腹には若干違和感がありつつ、
腹圧をかけると出てくる羊水に「あ~、一人目もこんな感じやったなぁ」なんて思ったりしました。

 

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入院中、自分と赤ちゃんがつけるビーズのブレスレットを選んだりLDRの写メ摂ったり、まだまだ余裕です。

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今回はお兄ちゃんが選んでくれました。
1年10か月ほど前は付けてた側なのに、今回は選んでくれる・・・なんだか感慨深いです。

 

で、助産師さんの指示のもと、分娩台に上ります。

9:30 陣痛促進剤スタート

左腕に点滴の針を刺し、陣痛促進剤を入れていきます。
これから30分ごとに量を徐々にアップさせていくんだとか。

 

一人目のとき、最初は錠剤の陣痛促進剤だったように思うんですが、
無痛分娩のときは最初から点滴なんですね~。

 

徐々に生理痛のような鈍痛が来るようになってきました。
まだ全然我慢できる痛みですが、ちょっと黙ってしまいたくなる痛みですね、あれも。
(本気で痛いときは、私はうなったり叫んだりするタイプ)

 

「そろそろ腹痛が来るようになってきました。いつぐらいから麻酔入れる感じですか?」
つい心配入院中になって助産師さんに聞いてしまいます。

「もうすぐ入れますからね~」

ですよね。
ちょっと緊張してきたんですが、陣痛で痛くなる前に・・・早めにお願いしますね・・・!

 

10:10~20弱 麻酔3本背中からIN!

麻酔の注射は背中の骨あたり(腰のちょっと上ぐらい)に打つので、
背中を丸める練習を助産師さんとします。
この時点で少し陣痛が来ているので、ちょっとしんどいんですが・・・まぁまだ指示通り頑張れます。

 

他にも無痛分娩の方がいるので、先生待ち・・・

 

そして、10時10分頃、宮本先生登場。
横になって練習通り丸まります。
でも、練習時以上に丸まる必要がありました。

「声をかけたら、今押したところあたりを押し返すようにしてくださいね」

腰の少し上の骨あたりを押されるので、丸まりながらその部分に意識を向けて押し返す練習をします。

「そうそう、そんな感じです。そうしていただけると、早く終わりますんでね~。じゃあ、打っていきますよ」

 

ひやっとするアルコール消毒をして、ドキドキしながら注射を待ちます。
合計3本麻酔を入れるとのことで、最初が一番細い針の注射。
でも、これが一番効果があるものなんだそうです。

 

うん、やっぱりちょっと痛いです。
変な汗かきます。
グッと握ってる手が汗ばみました。
丸まり続けるのも結構大変です。
押し返そうとしても、結構感覚も鈍ってきて「ここですよ~、この辺、押し返してくださいね~」と指導も若干入ります。
液体が入っていくのもわかります。
なんだか、注射を打たれている背中の部分が局部的に筋肉痛になっていくような変な感覚でした。

ちょっと痛いですし、変な汗かきますし、丸まるのもしんどいんですが、それでも陣痛の痛みに比べれば断然マシです。

始まってから麻酔が終わるまで、時間は10分弱ぐらいでした。
でも、丸まるのを解除すると大分楽になりました。

 

それと同時に・・・

気づけば、生理痛のような陣痛の痛みもなくなっていました・・・!!(驚)

 

子宮口開くの待ち→出産!

10:30 陣痛3分間隔

分娩台に乗った時に、NSTと同様にお腹の張りや赤ちゃんの心音がわかる機械をつけるんですが、
これで陣痛が来ているかどうかがわかります。
お腹の張りの値がどんどん上がっていって、99~100ぐらいになったら陣痛最大。
つまり、めっちゃ痛いときっていうわけです。

 

陣痛が来ると線が山のように記され、おさまると谷のように記されていく・・・

 

普通分娩のときはこの機械をチェックする余裕なんて微塵もなかったわけですが、
無痛分娩だとこの機械を見ないと陣痛が来ているかどうかわからないという人もいるようです。

でも、私の場合は、
「陣痛の痛みは全く無いけど、子宮口がグイグイアタックされている」という感覚がありました。

なので、「あ、グイグイ来てるな」と思ってお腹の張りの値を見ると70、80、90、95、99・・・
とどんどん上がってくるのが確認できて不思議な感じでした。
だって、ほんと痛くないですもんね。
陣痛の間隔もその機械でわかるんですが、既に10時30分の時点で3分間隔ぐらいでした。

 

夫と談笑しつつ、ちょろちょろ動き回る上の子を分娩台の上からたしなめつつ、のんびり子宮口が開くのを待ちます。

 

11:00 陣痛促進剤アップ、子宮口2㎝

陣痛の間隔が2分程度になりますが、内診の結果まだまだ子宮口は固いとのこと。
内診で手をグリグリ入れられますが、それも痛くなくて、でもグリグリされてる感じはわかるってのが自分の身体ながら不思議です。
麻酔がよく効いてて、時々子宮口アタックがあまりわからない感じになったりもしました。

 

11:35 あぐらをかく

普通に分娩台に横になっていましたが、助産師さんから「あぐらをかくように」という指示がありました。
赤ちゃんが降りてきやすくなるらしいです。
のんびりゆったりテレビを見ながらくつろいで過ごします。

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12時頃、お昼ご飯が届きましたが、麻酔中は吐き気を催すこともあるそうで食べれないという・・・。
具だくさんカレー、おいしそうでしたが夫と上の子に食べてもらいました。

 

12:50 子宮口3、4cm→四つん這いに

内診があり、診てもらうと子宮口は3~4cm程度ということで、
あぐらよりもさらに赤ちゃんが降りてきやすくなるという「四つん這い」状態でという指示を大介先生からいただきました。
麻酔が効いていてちょっと動きづらいので、助産師さんの助けを借りつつ
LDR室にあるでっかいビーズクッションに乗っかるようにして四つん這いになります。

 

痛くはないんですが、何故かとてもだるくてしんどくなってきました。
会話する元気がなくなる感じで、意識も遠くなっていく感じです。

 

13:15 赤ちゃんにしんどいサインが出てたようで四つん這い一旦解除

意識が遠くなっていたからなのか、上手く呼吸ができていなかったからなのか、
赤ちゃんの心音がちょっと弱っていたようです。

指示があり、あぐらに戻りました。
酸素が脳に戻ってきたのか、ちょっと元気は出てきました。
ただ、麻酔のせいなのかボンヤリ眠たい感じは続いています。

分娩台に載って4時間ぐらい経っていて、特に何もすることはないんですが、
身体は疲れているのか不思議と暇に感じませんでした。

そりゃ、麻酔が効いてて痛くないだけで、身体はお産に向けて必死こいて頑張ってるんですもんね。
頑張れ私の身体。
超頑張れ赤ちゃん・・・!

 

13:40 赤ちゃんが落ち着いてきたみたいなので、もう一度四つん這い

内診があり、6~7cm開いているとのことでした。
経産婦なので、急にお産が進みだしたようです。
大介先生から、15時過ぎぐらいには産まれるかもという話がありました。
ビーズクッションにもう一度四つん這いの指示があり、そうします。

お尻を突き出さず、内側に丸め込むような感じでクッションに乗っかる方がお産が進むとのことで、
意識してみました。

うん、痛くないってホント素敵。

 

14:00 陣痛時、う○ちが出そうな感じに・・・

体勢を意識した四つん這いが効いているのか、今回は意識が遠のきそうという感じではなく、新たな感覚が。

陣痛時、子宮口をグイグイ押されている感じだったのが、まるでう○ちが出そうな感じに変わりました。

グッと赤ちゃんが下がってきてるんだなと自分でもわかります。

 

14:20 ・・・やばい、何か出てきそう!→子宮口全開に

陣痛時、つい「あー・・・うー・・・きてるきてるきてる」なんて言ってしまします。

「あの、何か、陣痛のとき出ちゃいそうな感じになるんですけども(汗)」
助産師さんが「ちょっと診てみましょうか」と内診。

「あ~、ほぼこれ、全開ですね~。分娩体勢に入りましょうか」とのこと。
先生に電話したり足を上げてカバーをかぶせたりしてちょっと慌ただしくなってきました。

 

つ、ついに産むのか!
てか、お産急に進んだな、ほんと!

 

陣痛のときは何か出てきそうで声を出してしまいますが、痛くはないのでまだちょっと余裕です。

 

そして、いきみに・・・

陣痛が来たと同時に、いきむように指示がありました。
お尻の方に力を入れる感じです。
(でもほんとはお尻の少し前あたりを意識しながら力を入れると良いみたい)

痛くないんだけど、いきむのは普通にしんどいです。
息を止めて、息が続くまで、頭が真っ白になるまでいきみます。
一度の陣痛で2いきみぐらい頑張ります。

 

これ、普通にかなりきつくてしんどいです。(2回目)

でも、やっぱり普通分娩と違うところは、この時点でまだ大分体力が残っているということ。
陣痛で体力を消耗しない分、いきむ力が残ってるんです。

 

一人目のとき、「いきんで!」って言われても、
私自身は頑張ってるつもりなんですが、もう既にヘトヘトでおそらく今回よりも力が入ってなかったでしょうし、
息を止めて頑張る時間も短かったように思います。
(で、微弱陣痛という単語が意識もうろうとしている中聞こえてきて、最終吸引してもらいましたしね)

頭真っ白になるぐらいいきんでたら、ガタガタと震えもきだしました。
寒いわけじゃないんですが、もうガクガクブルブルしてます。

 

早く出てきてくれーぃ・・・

 

頑張っていきんでいるうちに、強烈に入り口(出口?)が痛くなってきました。
陣痛の痛みじゃなく、傷口が裂けるような痛みです。

 

「お産が進んで出産間近になると麻酔してても痛くなってくるだろうから我慢せずに言ってくださいね、量を増やすので」

と言われてたんですが、ここまで「痛み」を感じなかったので量は増やしませんでした。
(痛みが強くなってもう1~2回ぐらい増やす方が多いみたいです)

 

でも、ついに痛みが我慢できなくなってきたので、駆け付けた大介先生や助産師さん、看護師長さんに訴えました。
「痛いです!痛いです!!入口の方が痛いです!!!」

多分、頭が出口を通って出てくるとき、その部分が麻酔の効き目を超えて痛かったんでしょうね。
かなり必死で訴えました・・・が、何やら声をかけられてなだめられてたような気がします。(覚えてない)

 

あとで聞くと、お産が始まると麻酔は抜いてしまうそうで・・・。
そ、そうなのか。
だからどないしようもなかったわけだな^^;

(あ、ちなみに、麻酔がよく効いててこういった痛みも全くないっていう方もいるそうです。
その場合、いきむ感覚がうまくつかめずその点が難しくなるそうですが)

 

14:54 2716gの元気な男の子、無事に出産!

最後の10分ぐらいは、陣痛が来てもいきまず深呼吸するように言われてたので、
ふぅふぅ言いながら(痛みを訴えながら)いきみたい感覚を何とかやり過ごしていましたが、
陣痛とともに何かがぬるりと出てくる感覚があり、「オギャー!!」と無事に産まれました。

 

無事に、出産です!
よ、良かったぁぁぁ。

 

ようやく苦しく痛い瞬間を終えられてほっと一息。

 

そのまま慌ただしくへその緒を夫に切ってもらって写真撮影、生まれたての赤ちゃんを抱っこして写真撮影。
(上の子はこの時スヤスヤお昼寝中でしたが、起こして寝ぼけ顔で一緒に撮影 笑)
一人目のときはもうこの時意識もうろうで疲れ果てていましたが、今回はまだ体力が残っている感覚がありました。

 

 

私の初めての無痛分娩はこんな感じです。
ちなみに、14時ぐらいまでの経過記録はこのブログ用に逐一スマホにメモしていました。
(何をしたか、どんな感覚なのか等々忘れないうちに)
facebookで「陣痛2分間隔」とかつぶやけるぐらい余裕です。

 

最終、痛みはありましたが無痛分娩のすごさを体感した次第です。

 

陣痛の痛みがないって、ほんと楽です。
最後、いきむときの体力を温存できます。

 

もし、また次があれば・・・

無痛分娩確定ですね。うん。

 

まとめ

麻酔を入れるとき、いきむとき、出産直前はしんどいけど、
陣痛の痛みがないっていうだけでも本当に楽。

無痛分娩、万歳!

 

 

次回は出産後の入院中から退院までを書いていこうと思います。
11月17日昼食~21日朝食までのご飯も一挙公開!(笑)
もらえるものもたくさんありますよ~^^

 

⇒上田病院の食事内容やもらえるものなどを知りたいあなたはこちらから

 

いつもありがとうございます。

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