【トラウマは存在しない】「嫌われる勇気」での学び①【目的に沿った意味付けについて】

こんにちは、*min*です。

 

 

今日は、「嫌われる勇気」で学んだことを書いていこうと思います。

 

アウトプット、大切!!

 

 

トラウマは存在しない!

すごく驚いたこのフレーズ。

アドラー心理学では、「トラウマ」というものを否定しています。

 

いやいやいや、トラウマってあるでしょ~。

犬にかまれて以来、犬が大嫌いになったとか、

上司にこっぴどく叱られて以降、その上司と接するのに恐怖を感じる、とか。。。

 

そうですよね。

その経験がなければ、犬が嫌いになったり上司にオドオドすることなかったですもんね。

 

でも、アドラー心理学によると、これは

「自分が作りだした感情」なんです。

 

・犬にかまれたから、嫌いになった
・上司に叱られたから、恐くなった

 

これは「過去の原因」に注目している状態です。

この「原因」に着目したのが有名なフロイトさんです。

トラウマの議論に代表されるのがフロイトの「原因論」。

これを否定するのがアドラーの「目的論」です。

 

「どんな経験も、それ自体は成功でも失敗でもない。

意味づけするのは自分自身だ」

 

・・・ハッとなりませんか?

 

確かに、過去の経験が現在に及ぼす影響は大いにあります。

が、

「どのような意味を与えるか」を自分で選ぶことができるのです。

 

先ほどの例でいうと、

「犬にかまれた」「上司に叱られた」という経験は変わりませんが、

「犬が大嫌いになった」「上司に恐怖を感じる」は自分で選んでいるのです。

 

「かまれたことはあるけど、やっぱり可愛いから犬は好き」

「上司にめっちゃ叱られたけど、すごく勉強になった。次に生かせそう」

という選択もできるわけです。

 

じゃあなんで「大嫌い」「恐い」っていう負の感情をわざわざ選んでいるのか?

それは、「目的」があるからです。

 

「犬が大嫌い」という場合、例えば「犬に触らなくても済むから」かもしれないし、

「犬を飼いたくないから」かもしれません。

だから、「犬にかまれたことがあるから、大嫌いなんだ」という意味づけをしています。

「上司が恐い」という場合、例えば「恐くて関係性が保てないので、

誰かに助けてもらいたい」のかもしれないし、

「上司が恐くて嫌だから、仕事をやめたい」に繋げたいのかもしれません。

 

その「目的」に沿って、感情や行動を自ら選んでいる・・・

 

そう考えるのが「アドラー心理学」です。

つまり・・・

 

「トラウマは存在しない」

 

のです。

過去にどんなことがあろうと、意味づけしているのは自分自身です。

でなければ・・・

全て同じ結果になってしまうから。

 

どういうことかというと・・・

「犬にかまれた人は、全て犬が大嫌いである」

「上司に叱られた人は、全て上司に恐怖を感じる」

ということになります。

 

経験(原因)がトラウマ(結果)を作るというのであれば、

全ての人が同じようにならなければつじつまが合いません。

 

トラウマを作るのは、自分自身の選択によって、なのです。

 

 

これを読んだとき、例えばPTSDの症状に苦しむ人たちはどうなるんだと思いました。

自分自身ではどうにもならないとき・・・

それはもちろん、専門家による治療や薬物療法も必要でしょう。

ですが、自分の捉え方ひとつでその過去の嫌な経験が少しでもいい方向に改善できるのならば・・・

 

心が軽くなるのを感じると思います。

 

参考までに。。。

 

 

ちなみに、私も過去、職場であからさまなイジメのようなものを上司に受けたことがありました。

その時は恐くてきつくて、仕事もやりにくかったし、出勤するのが本当に辛かったです。

でも、違うことがきっかけではあるんですが、その職場を離れ、

別のところで働いたとき、その経験が良かったなと思ったんです。

 

過去の捉え方の転換になったといいましょうか・・・。

 

実は、その職場でも私にキツくあたる人がいたんですが、

前の職場で受けてたイジメみたいなものに比べれば大したことなくて、へのかっぱでしたw

(周囲のスタッフさんはずいぶん心配してくださってましたw)

「あれ以上キツくあたられることは、まぁないだろう」

そんな気持ちになれたので、あの経験は今となっては良い修行だったなと思いますw

 

 

まだまだ学んだことはあるのですが、今日はとりあえずここまでで・・・

お読みいただき、ありがとうございました!

 

⇒「怒り」は自分で捏造してる!?実は、様々な感情は目的達成の手段だったりするんです

 

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