怒らない伝え方12のポイント@アンガーマネジメントを育児で実践

怒らない伝え方12のポイント@アンガーマネジメントを育児で実践
*min*
こんにちは!
読んでくださり、ありがとうございますm(__)m
神戸在住アラサー二児母の*min*です
 
前回まで、「アンガーマネジメントについて&育児中のイライラを改善するための方法」「アンガーマネジメントの具体的なテクニック」についてお伝えしました。

 

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今回は、「怒らず子どもに伝えるための12のポイント」をご紹介しますので、ぜひ普段のやりとりに使ってみてください^^

 

 

 

子どもに怒らず伝えたいことを伝えるための12のポイント

①不完全な自分を受け入れる
イライラしている自分。何ならもっと子どもに反省させたいと感じる自分。

大丈夫です。どす黒くてイヤ~な自分もいることを認めましょう。誰だってそういう嫌な自分というのは多かれ少なかれあるものです。

「こんなこと思ったり感じたりする自分、最悪!何とかしたい!」と否定するのではなく、まずは「こういうところもある。仕方ないよね、人間だもの」と認めてあげましょう。

完璧な人なんていないんですから。不完全、上等です。

 

②いつかはできるようになるので、今「できなきゃだめ」にこだわらなくてOK
おしっこやうんちの感覚はわかっているハズなのに「トイレ」と言ってくれない…

一人で服の着脱、できるはずなのに「できないから手伝って!!」と泣きわめく…

好き嫌いが激しすぎて作ったおかずを全然食べてくれない…

子どもの今「できないこと」って色々ありますよね。でも案外、時間が解決してくれることも多々あったりします。

うちも長男が半年前ぐらいまでおむつはずれがなかなか進まず「なんでわかってるはずやのにちゃんとできひんの…!?」とイライラしちゃってました。

でも、今となっては自分で行ってくれます。ビックリです。

ちょっと失敗してちょこ~っとでもパンツを濡らしたら「いや!気持ち悪いから新しいのに替える!!」と自分で新しいパンツに履き替えてます。

もうすんごい成長。ほんの半年前までそんなこと全く言わんかったのにね~。

子どもは親が思う以上にすごいスピードで成長します。今できてなくても大丈夫。

1年後、3年後、5年後…長期スパンでのんびり構えていきましょう。

あ、でも。。。

なまけてやらないんじゃなく、本当に「できない」理由があるのかもしれません。

少し前、長男に大きい声でゆっくり伝えても「え?何て??」と聞き返すことが多々あってかなりストレスでした。「いや、こんだけ大きい声でゆっくりしゃべってるのに、なんで聞こえへんの!?」って。

でも、あまりにも言うもんで先日耳鼻科で診てもらったんですよ。

そしたら、右耳だけ聞こえにくいようで、「右耳の鼓膜の色が悪いですね~。ずっとトンネルに入っているような感覚で聞こえてるかもしれません」って言われました。

うそやん。ほんまに聞こえにくかったんや…ゴメン…!!!

反省しましたね(汗)

そういうこともあります。今は服薬しつつ様子を見ていますが、少し改善されてきた感じがします。

なまけてるんじゃなく、本当にできない理由があるかもしれませんので、「ちょっとこれはおかしいんじゃないか?」と気になることがあったら専門機関で相談することも大切ですよ。

 

 

③気分によって言うことを変えず、怒る境界線を決めておく
これ、正直難しいですよね。その日の気分とかいわゆる「虫の居所」ってありますもんね。。。

でも、基本的には「怒る境界線を決めておく」というのは大切なんだそうです。

いつもイライラしてしまうことをピックアップして、「許せる範囲」と「これ以上過ぎたら怒る」を決めておきましょう。

その際、許せる範囲を広げておくのも「怒らずに伝える」ポイントになります。

 

 

④具体的に一言で伝える
例えば…

テーブルに足を乗せている→「ほら、足!」・・・じゃダメです。

「テーブルに足を乗せないで」と具体的に伝えましょう。

「ご飯を食べるところに足を乗せたら汚いし、他の人も嫌な気分になるから足を乗せないでね」と理由も加えておくとわかりやすくてより良いですね。

 

 

⑤感情を「私はこう思っている、感じている」とIメッセージで伝える
「なんで壁を叩くの!?叩いちゃダメでしょ!!」とつい相手にぶつけてしまいがち。

そういうときは、「叩いたら壁が痛むし、お隣さんがビックリするからお母さん嫌だな」と「自分はこう思っている」というところに焦点を当てて伝えるようにしましょう。

 

 

⑥子どもにしてほしいことはまず親が率先して行う
そうですね、全体的に部屋が片付いてないのに子どもに「片付けなさい」は言えませんよね。汗

まずは親である自分がちゃんとしている背中を見せてから「片付けようね」って言いましょう。

 

 

➆子どもを一人の人間として接し、「尊重する」という姿勢を見せる
赤ちゃんの頃からずっと子どもと接していると、つい「自分のもの」と勘違いしてしまうことがありませんか?

つい最近、私自身も感じることがありました。

今まで「カッコいいだろう」と思って親の好みで靴を選んでたんですよ。でも、今の靴が小さくなってきたんで靴屋さんに行って「自分が気になるもの選んでみ?」って長男に言ってみたんです。

そしたらもう、私や夫が絶対選ばないレインボーの柄のハデハデな靴選んだんですよね。「めっちゃカッコいいからこれがいい!!」って。

今までシンプルで合わせやすい、親好みのニューバランスの靴だったんですが、「あー、この子はこういうのが好きだったんだなぁ」ってしみじみ。

そう、もう一人の人間なんですよね。個性、趣味嗜好をもった一人の男の子。

その靴を買ってあげたら、かなりお気に入りみたいで会う人会う人に「見て!カッコいいでしょ!買ってもらったの!」と言いふらしていました。笑

ちゃんとその子の個性を「一人の人間として」見てあげなきゃなと改めて思いました。

 

 

⑧無視は×。一言でもリアクションを取ってあげる
イライラしてるとつい無視してしまうことって…正直ありませんか?

「言っても聞かないならもうええわ!知らん!!」ってスルーすること、ありました。

でも、やっぱ無視は良くないんだそう。イライラしてると穏やかな対応は難しいですが、「そうなんや」「ほーう」といった一言ぐらいでもいいのでリアクションしてあげるよう心がけましょう。

 

 

⑨子どもの反抗はある程度仕方がないことなので、過剰反応しない2歳前後のイヤイヤ期、思春期の反抗期…

自我が芽生える成長過程の一環であり、反抗されるのはある程度仕方のないこと。

「そのうち落ち着く…」と思って過剰反応しないようにしましょう。

 

 

⑩叱るときは一つのことだけ伝えるようにする
「ちゃんと片付けなさい。こら、走っちゃダメ、叩いちゃダメ!ほら、自分で脱いだ靴下は洗濯かごに入れときなさいよ!」

叱るポイントがたくさんある場合も、上記のようにあれもこれも伝えちゃダメ。子どもは「?」となりがちです。

1点だけ伝えるようにしましょう。

 

 

⑪「なんでできないの?」じゃなくて「どうしたらできると思う?」「どうしたらいいと思う?」と問いかけてみる
つい「なんでなん!?」と言ってしまいがちですが、グッとこらえましょう。

「なんで」じゃなく、「どうすれば」の考え方が◎。

原因探しじゃなく、未来に目を向けた解決方法を一緒に探すよう声かけしましょう。

 

 

⑫怒るのではなく、代替案を出してみる
「片付けなさい!」と怒るのではなく、「じゃあブロックだけこの箱に入れてもらえる?」「このプラレールだけここに入れてもらえない?」など、具体的な案や代替案を出してみましょう。

「歯磨き今したくないなら、着替えを先にするなんてどう?」とかね。

まぁ、でも「どっちもいやーーー」なんてこともザラにありますけどね…(´-`)

 

 

怒らず子どもに伝えるための12のポイントまとめ

①不完全な自分を受け入れる
②いつかはできるようになるので、今「できなきゃだめ」にこだわらなくてOK
③気分によって言うことを変えず、怒る境界線を決めておく
④具体的に一言で伝える
⑤感情を「私はこう思っている、感じている」とIメッセージで伝える
⑥子どもにしてほしいことはまず親が率先して行う
➆子どもを一人の人間として接し、「尊重する」という姿勢を見せる
⑧無視は×。一言でもリアクションを取ってあげる
⑨子どもの反抗はある程度仕方がないことなので、過剰反応しない
⑩叱るときは一つのことだけ伝えるようにする
⑪「なんでできないの?」じゃなくて「どうしたらできると思う?」「どうしたらいいと思う?」と問いかけてみる
⑫怒るのではなく、代替案を出してみる

 

何というか、今回の記事はこうやってまとめながら自分でも「あー、そうやんなぁ…」「気をつけんとやりがちやなぁ」と反省しながら振り返っていました。

意識して実践していきたいことばかりでしたね。

 

ちなみに、今回引用+参考にした本はこちらです↓

 

 

本ではより具体的に書かれているので、しっかり学びたい方はぜひ手に取ってみてくださいね。

日頃の生活で実践していくことで、「穏やかに伝えたいことを伝えられるお母さん」を一緒に目指しましょう^^

 
 

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

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